フィギュアスケートのマンガ「ブリザードアクセル」新装版が発売！
平昌での冬季オリンピックでは、羽生結弦選手と宇野昌磨選手が金・銀メダル獲得、とフィギュアスケートが注目を浴びていますね。
そんな中、ボクも大好きなフィギュアスケートを題材にしたマンガ「ブリザードアクセル」の新装版が発売されていました。
正直、人気が出なくて打ち切られてしまったと思い込んでいただけに、この新装版の発売は本当に嬉しいです。
冬季オリンピックのタイミングでもありますが、同じ鈴木央先生の「七つの大罪」が好評ということも大いに関係あるのでしょうか。
個人的には、七つの大罪の評価は微妙・・・なんですが。
それはさておき、この「ブリザードアクセル」です。
喧嘩ばっかりしているいわゆる不良の主人公「北里吹雪」が、フィギュアスケートと出会い、その魅力に取り憑かれていく、というある意味ではよくあるスポーツマンガ。
中高生の登場人物たちが、現実ではトッププロでも難しいような技をどんどん決めていく、というこれもまたスポーツマンガとしてはよくあるパターンです。
なんですけど、登場人物たちの心理描写が素晴らしい！
フィギュアスケートという題材をとおして、夢を追うことの素晴らしさ、誰かを想うことの美しさを感じさせられます。
正直、中盤から後半にかけては涙無しでは読めません。
また、フィギュアスケートという競技についても、結構詳しく解説してくれています。
どんな基準で採点がされているのかだとか、ループ、サルコウ、アクセルといったジャンプの種類なんかも分かりやすく描かれていると思います。
点数の付け方なんかは、さすがにマンガ的ではありますけれど。
今回の冬季オリンピックでフィギュアスケートに興味を持ったという人は、このマンガを読むとより深く現実のフィギュアスケートを楽しむことができるかと思います。
こちらも不人気で打ち切られたっぽいんですが・・・。
